まさふみ専用ブログ

※30代から作業療法士の専門学校に通ってます

パーマで後頭部のシルエット改善!人生初のナチュラルパーマ体験

2024年1月25日(木)

人生で初めてパーマをかけた。

ナチュラルパーマというやつだ。

 

なぜパーマをかけたかというと、後頭部のシルエットが、火曜サスペンスに出てくるような断崖絶壁になっていたからだ。私の後頭部は、追い詰められた犯人が、もう逃げられないことを悟り、自分の罪を告白してしまうような、そんな形状をしていた。

後頭部が火曜サスペンスの人の図

 

しかし、パーマをかけてみたいと思いつつも、すぐには実行に移せないでいた。パーマをかけて色気付いたと周りに思われるのが恥ずかしかったからだ。

だけど、シルエットが火曜サスペンスすぎるからなんとかしたい。パーマをかけたい、でも恥ずかしい、かけたい、恥ずかしい、そんな葛藤が3週間ほど続いた。

そして、「パーマをかけることも人生経験の一つだよね」、「パーマをかけたことがない人生よりも、パーマをかけたことがある人生の方が優れているよね」と思うことにして、パーマをかけることを決心した。

 

 

しかし、パーマをかけることを決心したあと、「どのパーマをかけるか」という壁にぶち当たった。ツイストパーマやら、スパイラルパーマやら、ナチュラルパーマやら、パーマにはいくつか種類があるらしい。

 

どのパーマにすれば良いのだろう。

パーマをかけて大きくイメージが変わるのは恥ずかしいから避けたい。ツイストとかスパイラル系のパーマには、もちろん興味はあるけど、最初にやるべきなのはそれじゃない気がする。ぱっと見、パーマをかけたか、かけていないかよくわからないけど、オシャレ感が漂うような、そんなパーマが良い。自然な感じのパーマ、そう、ナチュラルパーマが良い。山崎育三郎みたいな。

 

 

そして、いざ美容室へ。

緊張で顔をこわばらせながら、美容師さんに、初めてパーマをかけることや後頭部をふんわりさせたいことなどを伝えた。要望を伝える時は、なるべく周りに聞こえないように、ひそひそ声で話した。他のお客さんに、初めてパーマをかけに来ていることを知られたくなかったからだ。こちらの要望を伝えた後は、美容師さんとは、極力しゃべらないようにした。そして、内心ドキドキしながらも、タブレットで漫画「ミスター味っ子」を読みつつ、平常心を装った。

 

パーマ液を垂らされて、パーマがかかるのを待っている時間は、新幹線で博多から東京まで行くくらい長く感じた。長すぎて、途中で富士山が見えた気がした。

初めてパーマをかけることが、こんなにも長く、険しく、恥ずかしいとは思っていなかった。

 

 

仕上がりはというと、後頭部のシルエットは改善されたが、全体的にもっさりとした感じになっていて、思っていたものとは違っていた。3ヶ月くらい髪の毛を切っていない、寝起きの浪人生みたいな、もっさりとした髪型になっていた。鏡に映った自分を見て、素直にショックだった。「全然パーマ似合ってないやん」と思った。

 

でも、「これで人生の経験値が上がったんだ」、「パーマをかけて良かった」と心の中で繰り返し、崩れ落ちそうな心のジェンガが倒れないように、なんとか気持ちを持ち直した。

 

「さて、明日はきっといい日になるぞ」と、漠然とした観念を抱きながら、美容室をあとにした。いやぁ〜、次の散髪が楽しみだなぁ。

ナチュラルパーマで後頭部のシルエットを改善した人の図